良い試合

年度が変わり、新体制になり初のトレーニングマッチ。

結果はともかく、試合の内容は良く、収穫も多かった。内容の良い試合は、選手たちはどうかわからないが、結果負けてしまっても見ていて楽しい。ワクワクする。

じゃあ良い試合って何だろう。フと考える。

子供たちが一生懸命取り組んでいる試合。勝ちたいという気持ちがプレーに出ていて、転んでもすぐに立ち上がり、またチャレンジする、そんな試合。

じゃあ逆にそんな試合ができない時はどんな時だろう?子供たちはサッカーが好きだ。負けたいと思いながら、試合はしないし、手を抜いて試合を試合をしようなんて思ってない。常に「良い試合」をしたいと思っている。

でも常に良い試合ができるわけではない。プロでもできない。ではその原因はどこにある?

家庭の問題、友達関係、学校のこと、体の疲労、相手との実力差、コーチの態度、応援の声、こんなところだろうか。

では、この「良い試合ができない原因」を大人はどれだけ排除することができるだろうか。この排除こそがまずしなければいけないことなのではないだろうか?技術や結果云々の前に、環境を整える事こそ、最も必要な事ではないか?

「今日の試合は良くなかった。」「頑張れていない。」なぜ?

このなぜを追求せずに、良くなかったなんて評価は不必要ではないか?

良い試合ができた時は、誉めるべきは「良い試合ができた事」かな?

おそらく子供たちだって、良い試合だったかどうかぐらい自分たちで分かっている。だったらその評価を指導者がする必要あるかな?

もっと違うアプローチが必要だと思える。

視点を変えて、もう一度考えよう。

指導者の役割は?